感染症情報

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富士市内の定点になっている病院・診療所で診断した各感染症の合計罹患者数です。 サーベイランスコメント
 3月第1週よりB型インフルエンザの流行が認められましたが次第に減ってきています。新型コロナウイルス感染症の流行は減少傾向を認めました。感染性胃腸炎の小流行は続いています。麻疹の流行が話題になっていますが、3月内で富士市内の定点医療機関での発症は認めておりません。平成19・20年に10~20代を中心に大きな流行がみられましたが、その後追加ワクチン接種が行われ、平成27年3月27日世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻しん排除状態にあることが認定されており、平成22年11月以降のウイルスは、海外由来型のみであります。母子手帳で自分の麻疹ワクチン(麻疹・風疹ワクチン)接種歴を確認されることをおすすめします。また一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われていますので、麻疹の既往がある方はあまり心配する必要がないと思われます。 4月以後学校が始まると集団生活の中でいろいろな感染症が流行することがありますので、発熱等がありましたら早めにかかりつけ医に受診することをお勧めします。
病名 時期・罹患数
13 14 15 16 17
03月4週 04月1週 04月2週 04月3週 04月4週
A型インフルエンザ(確定)  9  2  0  0  1
B型インフルエンザ(確定)  273  88  59  38  27
インフルエンザ様疾患  8  5  5  3  3
プール熱(咽頭結膜熱)  3  2  3  3  7
溶連菌感染症  19  15  14  22  18
感染性胃腸炎  31  26  35  25  23
みずぼうそう(水痘)  8  4  2  2  0
手足口病  0  0  1  0  0
リンゴ病(伝染性紅斑)  1  1  0  2  3
突発性発しん  2  3  3  0  3
百日せき様疾患  0  0  0  0  0
風しん  0  0  0  0  0
ヘルパンギーナ  1  0  0  0  2
はしか(麻しん様疾患)  0  0  0  0  0
MCLS  0  0  0  0  1
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)  0  0  0  1  2
はやり目(流行性角結膜炎)  4  2  7  5  10
ヘルペス様歯肉口内炎  0  0  1  0  0
無菌性髄膜炎  0  0  0  0  0
異型肺炎  0  0  0  0  0
RSウイルス感染症  1  0  0  7  15
疥癬  0  0  0  0  1
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)  348  240  195  146  115
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表中見出し数字の期間 11令和6年3月11日~令和6年3月17日
期間
13 令和6年3月25日~令和6年3月31日
14 令和6年4月01日~令和6年4月07日
15 令和6年4月08日~令和6年4月14日
16 令和6年4月15日~令和6年4月21日
17 令和6年4月22日~令和6年4月28日