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医学の豆知識

49.薬物乱用頭痛  2011年1月25日掲載

頭痛というと、ほとんどの方が一度は経験したことがあるはずです。
たいていの頭痛は、薬を飲むほど痛くはないか、1回薬を飲めば治まってしまうことが多いのですが、「最近、頭痛がひどくなった」「頭痛薬の効きが悪い」「年中、頭が痛い」という方は注意が必要です。

頭痛薬(鎮痛剤)の飲みすぎが、かえって頭痛の原因になって、頭痛がひどくなることがあり、これを薬物乱用頭痛といいます。
頭痛薬を月に10日以上飲むという状態が、3ヵ月以上続いている場合に起こってくる可能性があり、これは 頭痛が起こる→早めに頭痛薬を飲む→脳が頭痛に対して過敏になる→頭痛が悪化する→さらに頭痛薬を飲む という悪循環に陥ってしまっているのです。

薬物乱用頭痛の悪循環を断ち切るには、頭痛薬の乱用(多用)を中止しなければいけません。
自力ではなかなか難しいこともありますが、適切な治療により頭痛をコントロールすることができますので、かかりつけ医に相談するか、頭痛外来への受診をお勧めいたします。

薬物乱用頭痛に陥らないためには、日頃から頭痛薬を飲みすぎないよう(多くても月に10日以内)心がけることが大切です。

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