24.メニエール病 2005年10月18日掲載
メニエール病とは、回転性めまい、耳鳴、難聴の3つの症状が主なもので、それらの症状が変動するという内耳性の疾患です。
内耳には体の平衡感覚をつかさどる前庭、聞こえをつかさどる蝸牛という器官があり、その中にはリンパ液がみたされています。メニエール病では、そのリンパ液が過剰になり水腫、すなわち水ぶくれ状態になって内耳の機能が障害される事が原因と考えられています。また「ノートをみればメニエール病かどうかわかる」と例えられるように、几帳面で神経質な方がなりやすい傾向にあるようです。
メニエール病と診断するには、特殊な眼鏡をかけて、眼振というめまいの徴候があるかどうかを調べます。また、日をかえて何回か聴力およびめまいの症状を観察することが必要になります。時には、利尿剤を投与して水腫を減少させ、聴力が改善するか検査をすることもあります。
今日メニエール病はめまいの代名詞のようになっていますが、診断するには症状を聞くだけではなく、耳鼻咽喉科の専門的な検査が必要になります。
治療としては、ストレスや肉体的、精神的疲労が引き金になることが多いので、過度なストレスをさけ規則正しい日常生活をすごすのと同時に、いろいろな薬物による内服治療が中心となります。めまいの発作時には安静にして楽な姿勢をとり、不必要に頭や体を動かさないようにします。
以上のような耳鳴、耳閉塞感、回転性めまいの症状を繰り返している方は耳鼻咽喉科専門医を受診することをお勧めします。