5.めまい 2002年10月15日掲載
めまいの約半分は蓄積した肉体的疲労や精神的な疲労、ストレスがきっかけで生じます。長期にわたる慢性の睡眠不足からくるめまいはその典型的な例の一つです。またそのストレスがきっかけで内耳に影響してメニエール病やそれに似通った病態になることがあります。
そのような疲労やはっきりした原因が無く起こるめまいを除くとかなりのめまいが内耳の影響から発生しています。その代表がメニエール病ですが、その特徴として 1)難聴 2)耳鳴り 3)めまい 4)繰り返す の四つ症状がそろった時に診断されます。良性発作性頭位眩暈症というのは、ある方向に首を向けると必ずというほど現れるめまいで三半規管内部の耳石のトラブルから起こります。
若い方の場合、頭の中のトラブルからくるめまいはそんなに数多くおきることはありません。しかし高年齢と共に脳血管障害によるめまいも考えていく必要があります。このような場合、その他の歩行障害、舌がもつれるなど色々な症状も出現します。現在のところMRI検査が最適と思われます。
めまいの問題は患者様が非常に不安をおぼえてしまうことです。安静と早めの専門医の受診が良いと思います。