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医学の豆知識

4.伝染性紅斑(りんご病) 2002年4月22日掲載

伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルス B19 という名前のウイルスによる病気で、リンゴのような赤いほっぺになるので俗にリンゴ病とよばれています。

春〜初夏にかけて流行しやすく、 4〜10 歳くらいの子供が多くかかります。一度かかると一生免疫を得られます。
唾液などの飛沫が飛んで感染し、 16〜18 日の潜伏期の後に発疹が出現します。時に感染後1 週間ほどで感冒様症状(咳,鼻汁,発熱,くしゃみ,関節痛など)がみられることがあります。

発疹は、両方のほっぺがリンゴのように赤くなる他、腕や太ももにも赤い斑点やレースのようなまだら模様が出ます。頬がほてったり、少しかゆくなることもあります。ふつう発疹は 1 週間ほどで消えますが、2〜3 週目まで長引くこともあります。いったん消えた発疹が稀に日光やストレスなどの刺激でもう一度出現することもあります。
もともと血液の病気がある人がこの病気にかかると、時に貧血になることがあります。また、妊娠中の女性がかかると胎児に感染し、流産を起こしたり奇形児が産まれたりする可能性もありますが、その頻度は低くあまり心配しなくても良いでしょう。

発疹が出て、伝染性紅斑と診断がつく頃にはほとんど感染力はなくなっているので、学校や保育園へは行ってもかまいません。入浴や運動もかまいませんが、体が温まり過ぎると発疹の赤みが増すかもしれません。

特別な治療はありません。自然に治りますが、かゆみが強ければかゆみ止めを処方します。

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